「仕事に行きたくないから休みたい…でもいいのかな?」
「仕事に行きたくないから休むのって甘え?」
仕事に行きたくない気持ちが大きいことで休むかどうか悩んでいる方は多いでしょう。仕事に行きたくないから休むなんて甘えだ…と自分を責めてしまう方もいます。
この記事では、仕事に行きたくない時に休むべき理由や判断基準を解説します。仕事に行きたくないことで悩みを抱えている方は、ぜひ目を通してください。

- 案内人
『退職希望者』と『退職代行業者』の懸け橋になることを目標に本プロジェクトを立ち上げる。自分たちの退職時の経験から悩みに寄り添い、安心して利用できる退職代行業者のみを紹介する。

「仕事に行きたくない」ときは休むことを検討
仕事に行きたくないという理由から欠勤を検討している方は少なくありません。無理をして出勤する人もいれば、休むことを選択する方もいるでしょう。どうしても仕事に行きたくない時は休むことが最善策です。
仕事に行きたくないなら休むことがベストですが、頻繁に休んでいると会社からの印象や人間関係にも影響を及ぼします。仕事に行きたくない場合は休むかどうかの判断基準を設けましょう。
仕事に行きたくない日に休むかどうかの判断基準
仕事に行きたくない日に休むかどうかの判断基準は3つあります。
- 1日の休息で何とかなる問題か
- 日常生活に影響する兆候はあるか
- 欠勤が更なるストレスとならないか
まずは、判断基準の具体的な内容を解説していきましょう。
判断基準1.1日の休息で何とかなる問題か
仕事に休みたい気持ちがその日だけの感情かどうかが重要なポイントです。1日休息をとったくらいで解決しないのであれば、休むことが逆にストレスとなる場合もあります。
1日休んだくらいで改善しないなら、変に休むことで逆に辛くなるという意見があります。仕事に行きたくない気持ちが1日だけの気まぐれでないのなら、一度休むことで会社へ行きたくない気持ちが大きくなることもあるでしょう。
逆に、1日休めば仕事を頑張ることができる方もいます。そういう方にとっては1日の休息が大きなメリットをもたらします。1日休むだけで解決する問題なのかそうでないのかを見極め、休むかどうかの判断をしましょう。
万が一、1日の休息で改善する問題でないのであれば、転職や退職などを検討することも必要です。
判断基準2.日常生活に影響する兆候はあるか
日常生活に影響する兆候があるかどうかは、大きな判断基準となります。例えば、仕事のことを考えるだけで涙が出てくる、仕事に行きたくない気持ちが大きく布団から出られないなどの著しい出社拒否です。
前日は仕事のことを考えるだけで眠れない方もいます。
このように精神的な兆候や、吐き気・腹痛など身体的な兆候がある場合は、適応障害やうつ病など精神疾患のリスクがあります。
1日休んでどうにかなる問題ではない場合が多いですが、まずは1日休んだ上で心療内科へ受診することが重要です。日常生活に影響する兆候がある場合は、まず会社を休むようにしましょう。
判断基準3.欠勤が更なるストレスとならないか
欠勤をすることが更なるストレスを生んでしまう場合があります。例えば、仕事を休んだのに罪悪感で一日中何もできなかった、次の日仕事へ行くことが怖くて仕方ないなどのストレスです。
せっかく仕事を休んだのに休んだ気にならないのは、もったいないことです。さらに、翌日の出勤が怖くて休み続けてしまう方も少なくありません。休むことがかえってストレスにならないかを考えた上で、欠勤の選択をすることが重要です。
仕事に行きたくないときの欠勤・休む理由
仕事に行きたくないという理由を上司に伝えるわけにはいきません。仕事に行きたくないという理由で会社を休む場合は、欠勤理由を別に考える必要があります。ここからは、仕事に行きたくないときのおすすめ欠勤理由をご紹介します。
1.体調不良
体調不良は多くの方が活用する欠勤理由です。スムーズな欠勤承諾に繋がりやすいことから、仕事を休みたい場合には体調不良を理由にすることがおすすめです。ただ体調不良と伝えるのではなく、具体的な症状を伝えることが重要です。
ただし、体調不良での欠勤は翌出勤日に「具合はどうか」と尋ねられるため注意が必要です。嘘をついて休むことをあまり心配する必要はありませんが、ついた嘘は忘れないようにしましょう。
ここでは体調不良を理由に欠勤する場合の具体的な症状を解説します。
腹痛・下痢・吐き気
腹痛や下痢・吐き気など消化器系の症状は仕事を休みやすいです。特に飲食関連の職業では休まなければいけない症状であるため、活用される頻度が多いでしょう。
場合によっては感染症を疑われ、受診を進められる場合があるため注意が必要です。女性の場合は、月経痛や月経による症状を利用するとスムーズに欠勤することができる場合もあります。
発熱
発熱は欠勤が認められやすい体調不良です。何度の発熱なのか具体的な数値を聞かれることもあるため、注意しておきましょう。
あまり高熱に設定すると受診を進められることがありますが、微熱だと出勤するように言われる場合があります。37.5〜38.0℃程度の発熱に設定しておくことがおすすめです。
頭痛
頭痛は発熱とセットで活用される体調不良です。頭痛だけだと欠勤が認められない場合もあるので注意が必要です。発熱と合わせて伝えるといいでしょう。
2.家族・親族のトラブル
家族の体調不調や親族の入院・看病などを理由にすることで欠勤が認められやすくなります。特にお子さんがいる場合は、お子さんの体調不良などを理由にするといいでしょう。
家族や親族のトラブルは大袈裟にしすぎると、嘘がバレてしまうケースもあります。あまり大袈裟にしすぎず、なおかつ欠勤が認められる理由を用意しましょう。
詳しくは以下の記事でも解説しています。併せてご覧ください。

欠勤した時のポイント
仕事に行きたくない理由で欠勤をする場合は、3つのポイントを意識しておく必要があります。
- 欠勤連絡をする
- SNSや外出を控える
- 思う存分休息する
今後のためにも以上のポイントをしっかりとチェックしていきましょう!
欠勤連絡は忘れずに
欠勤連絡は社会人としての基本です。無断欠勤は万が一会社とトラブルになった場合に、自分自身の立場を不利にしてしまうケースがあります。懲戒解雇などの要素ともなり得ますので、必ず連絡をして休むようにしましょう。
欠勤することへの罪悪感で、電話連絡をすることが怖いと感じる方もいるでしょう。しかし、会社や上司からの印象を良好に保つためにも、メールやLINEではなく電話で連絡をすることが重要です。
SNSや外出は控える
会社を休んだことで気が緩み、SNSや外出をすることでズル休みがバレてしまう場合があります。会社からの印象を悪くしないためにも、ズル休みがバレることは避けたいものです。
不用意な外出やSNS投稿は避けておくことがベターです。特にSNSはフォローをしあっていない関係でも、どこからか目に入ることもあるので注意しておきましょう。
思う存分休息すること
会社を休んだ罪悪感で一日中ネガティブモードになってしまっては、休んだ意味がありません。
思う存分休息をして、休日を有意義に過ごしてください。趣味を楽しんだり、好きなだけお昼寝をすることもおすすめです。会社のことは忘れて、自分の時間を過ごしましょう。
「仕事に行きたくない」が続くなら退職を検討
仕事にいきたくない状態が毎日のように続くのであれば退職を検討しましょう。ストレスが強い環境で無理をしていては、いつか身体と心が壊れてしまいます。
仕事に行きたくない気持ちが続くということは、会社へ行くことを自分自身が拒否しているサインです。自分自身の気持ちに耳を傾け、SOSを受け取りましょう。
もし、退職をなかなか言い出せない場合は退職代行の活用がおすすめです。退職代行は、退職意向の代弁や退職手続きのサポートを受けることができるサービスです。ストレスなく退職をしたい場合は、ぜひ利用を検討してください。

仕事に行きたくない日はゆっくり休んでOK
仕事に行きたくない気持ちが強い日は、判断基準を設けた上でゆっくり休むことが重要です。心と身体をしっかり休息させるためにも、休んだ当日は会社への罪悪感を捨てましょう。
また、欠勤を認めてもらいやすい欠勤理由を活用することがおすすめです。無理をせず、思う存分休息してください。
退職代行マイスターでは、記事後半でご紹介した退職代行サービスの情報を提供しています。退職を検討している方は退職代行サービスもチェックしてください。