「退職代行って若い人が利用するサービスでしょ?」
「40代でも退職代行の利用ができればいいんだけど…」
退職代行は20代などの若い世代が利用するサービスだというイメージが強いかもしれませんが、そんなことはありません。
40代でも退職代行を利用している方はたくさんいます。この記事では、40代で退職代行を利用している方の具体的な退職理由や注意点などをご紹介します。
退職代行の利用を諦める前に、ぜひチェックしてみてください。

- 案内人
『退職希望者』と『退職代行業者』の懸け橋になることを目標に本プロジェクトを立ち上げる。自分たちの退職時の経験から悩みに寄り添い、安心して利用できる退職代行業者のみを紹介する。

退職代行利用の約3割は40代
退職代行サービスの導入で活躍されている弁護士・小澤亜希子さんの著書“退職代行「辞める」を許さない職場の真実”には、退職代行サービス利用の28%が40代だと記載されています。
また、退職代行toNEXTユニオンが実施した退職代行統計調査(2019.07~2020.05)では、以下のような結果となっています。
【男性】
40代前半(40歳~44歳) 2.8%
40代後半(45歳~49歳) 1.1%【女性】
退職代行統計調査
40代前半(40歳~44歳) 3.7%
40代後半(45歳~49歳) 3.0%
退職代行統計調査では、男性約4%、女性約7%が退職代行を利用しているというデータとなっています。
40代の退職代行利用は少数派だと思い込んでしまう方は多いですが、現在では40代労働者も退職代行を活発に利用しています。今は40代の退職代行は少数派ではありません。
40代の主な利用背景は「悪質な労働環境」
40代で退職代行を利用している方の多くは、劣悪な労働環境に耐えられなかったというケースが多いようです。劣悪な労働環境といっても人間関係や労働条件などはさまざまですが、パワハラや退職拒否などが大きな理由であるケースが増えています。
パワハラや嫌がらせ
パワハラや嫌がらせなどが耐えられないことから退職代行の利用を決意した方も数多く存在します。
40代に限らず退職代行の利用動機として多い内容ですが、特に40代にもなると上司と部下の板挟みとなり、辛い気持ちを抱える方も多いでしょう。
上司からパワハラを受け退職意向が言い出せない場合、退職代行を利用することでスムーズな退職が可能となります。また、嫌がらせに対して法的措置を講じることもできるため、退職代行は便利なサービスだと言えるでしょう。
退職意向の無視・引き留め
退職意向を伝言したとしても、強い引き留めや無視されるケースもあります。本来、退職は労働者の自由な権利であり、退職拒否はできません。しかし、悪質な企業などの場合は自由に退職できないケースも生じるでしょう。
このような状況で退職代行を利用すると、スムーズな退職が可能になります。退職時のストレスも軽減される場合が多いといえるでしょう。
40代・利用者のリアルな声
40代で退職代行を利用した方のリアルな声を見ていきましょう。
パートと家事の両立ができない。安い料金でも丁寧な退職代行に救われました!利用代金も低価格でもしっかりフォローしてくださいました。
わたしNEXT-お客様の声
(46歳)
吐き気が出るほどつらい仕事でしたが、退職代行のおかげで本来の笑顔を取り戻せました。(49歳)
わたしNEXT-お客様の声
年代関係なく、退職は労働者の正当な権利です。仕事が辛い・辞めたいという気持ちがあるのであれば、退職代行を利用することでストレスの少ない退職が可能となるでしょう。
40代で退職代行を利用するなら…
40代での退職代行利用は、今や少数派ではありません。
しかし、40代だからこそ意識・注意しておくべきポイントがあることも事実です。
ここからは、40代で退職代行を利用する際に確認しておきたいポイントを解説していきましょう。
1.辞めたい理由を明確に
40代での転職は、若い世代での転職よりも難易度が高くなります。もちろん積極的に採用をしている企業もありますが、未経験の業種では採用が難しくなることも多いでしょう。
何となく会社を辞めてしまうことで後悔するケースも少なくありません。退職代行を利用する前に、辞めたい理由は何なのか、何故退職するのかを明確にしておくと今後の転職活動にも繋がります。
退職理由は、収入面なのか、労働環境なのか、それとも目標があるのか、まずは一度自分自身と向き合って退職理由を整理しておきましょう。
2.できるだけ穏便に
40代は若い世代とは異なり、責任感も大きくなることも多いです。退職の際はできるだけ穏便にことを進める方がベターでしょう。退職前に引継ぎ資料をまとめておく、会社への返却備品を整理しておくなど必要なことを済ませておくことをおすすめします。
とはいえ、会社の退職拒否や違法行為がある場合はしっかりと対策・対応しなければなりません。会社との交渉や損害賠償請求には有資格業者への依頼がおすすめです。無資格業者では交渉などを行うことは「非弁行為」に該当することから対応できないので注意しておきましょう。
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3.退職後のルートを考えておく
先述したように、20代でも就職難易度が高い現代では、40代になると更に就職・転職の難易度が高くなります。
退職代行利用では即日退職となるケースも多く、スピーディーな転職活動への移行が重要となります。
会社を退職した後のプランをある程度考えておく方が、スムーズなキャリアチェンジ・キャリアアップを実現できることもあるでしょう。
転職サポートのある退職代行がおすすめ
退職代行業者の中には転職サポートを展開している場合もあります。
退職代行業者と転職エージェントがタッグを組んでサービスを展開しているケースがほとんどで、退職代行の実行からスピーディーに転職活動へ移行することが可能です。
退職代行業者を利用する前に転職サポートの有無を確認しておくと良いでしょう。特に、次の転職目途が立っていない方におすすめのサービスとなっています。

退職代行の利用に年齢は関係ない!
「40代で退職代行を利用するなんて無責任だ…」と自責の念を抱いてしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、退職代行は無責任ではありません。そもそも退職は労働者に与えられた正当な権利です。退職代行に関するネガティブな意見を耳にすることもあるかもしれませんが、気にせず明るい人生を手に入れましょう。
退職代行には以下のようなポジティブな意見もあります。
40代でも退職代行を使えば肩の荷が下せる!
40代でも退職代行を利用する労働者は増えています。少数派だから…と諦める必要はありません。退職は労働者に与えられた正当な権利です。
会社を辞めたいのに辞めらずに困っている方は、ぜひ勇気を出して退職代行を利用してみて下さい。退職後の不安を解消するなら、転職サポートを設けた退職代行業者も検討してみましょう。